No.037 スカルアスピラード

SP#1 『スカル・クライシス』 Report.05

プロフィール

名称 スカルアスピラード
ユニバース バイオニクル・ジェネレーション2
テリトリー オコート島
種族・所属 スカルクリーチャー
属性
特殊能力 ???
弱点
乾燥
武器・装備 神経毒光線
体力 / Strength
10
2
2
7
1
1
8
7
7
1
46/100
知力 / Intelligence
速度 / Speed
耐久 / Endurance
地位 / Rank
資質 / Charisma
勇気 / Courage
火力 / Firepower
特殊 / Element
技術 / Skill
合計 / Total

アスピラードは地球の「冬虫夏草」に似た生態で、虫型ラヒに寄生して養分を吸い上げて生きている生物である。

本来ならこれだけで無害な生物だが、これはある個体がスカルスパイダーに寄生した際に、スカルスパイダーの養分を吸収したことで細胞が変化、爆発的な成長と変異を繰り返し凶暴化した姿。それを象徴してかうなじにはスカルスパイダーの顔が浮き出ている。 その上宿主のスカルスパイダーは既に死んでいるようで、アスピラードの足として使われている。偶発的に生まれたスカルクリーチャーなので、スカルグラインダーもその存在に暫く気付かなかった。

武器は右腕の巨大な爪と先端がスパイク状に変化した蔦、そして何よりも厄介なのが毒を伴った光線。 毒は直撃すればしばらく身動きがとれなくなり、運が悪ければ後遺症が残る程の威力がある。

凶暴だが自分からは殆ど動かないので危険性は低いように見えるが、近くを通り掛かったプロテクターに片っ端から毒を撃ち込んでいったために、退治を依頼されたトーア達と交戦することになる。 凶暴な怪力と毒の攻撃性を発揮しようとするも、流石に相手が悪くタフーに一撃で燃やされてしまった。

一件落着かに思えたが、スカルグラインダーがこれの存在に気付き死骸を回収、加工したものを“秘薬”と称して兵士達に配っているらしい。

情報提供者 (作者) 8ビート

マスターのメモ

オコート島には不思議な生態を持つ生物が多く存在しているが、 在来生物であるアスピラードと外来生物であるスカルスパイダーが接触した事によって変異したスカルアスピラードは生命の不思議さを体現した存在だ。

本来は宿主の特性が寄生者にフィードバックされる事は無いが、もしかするとスカルスパイダーもまた本能的にアスピラードに寄生しようとした結果なのかもしれない。

スカルスパイダーの出現はトーアやプロテクターだけでなくオコート島の生態系にとっても脅威と言えるだろう。